去年末に主人から離婚したいと言われました。
理由は、家庭の暖かみがないこと、そして、第二子のことです。絶対に男の子が欲しいと主人が言って、自分なりに産み分けをしたのですが、次女が生まれ、彼の中に不完全燃焼の気持ちが生まれたのです。
「もう夫婦としては無理」と言われました。しかし、離婚届を出すわけでもなく、一緒に生活しています。
私は深く反省し、感謝し、尽くす毎日ですが、結論や彼の本心が見えず、死刑囚のような気持ちです。
自殺を考えたりして、気持ちも不安定です。どうしたら、この状況を打破できますか?
いなばっちさん/女性/34歳
子どもの性別が本当に原因のひとつならば、身勝手な夫
栗原 達也
「新宿の母」栗原すみ子の息子として生まれる。
様々な波乱万丈の人生と、磨き抜かれた観察眼で天性の占いの才能を発揮し、悩める人々の未来を指し示す。
結論からお伝えしよう。離婚した方が、いなばっちさんのためになるんじゃないかな。
その理由は、いなばっちさんが「深く反省し、感謝し、尽くす毎日」と一生懸命になっているのに、夫がその努力に応えてくれている様子がないこと。
そして、いなばっちさんがすでに自殺を考えるほど追いつめられていること。
最後に、子どもの性別が本当に原因のひとつならば、身勝手な夫だからだ。
子どもは授かりものだ。
いなばっちさんを責めるのはおかしいし、「家庭の暖かみがない」なんて、人のせいばかりにしているのも変だ。
どうして、夫自身が温かい家庭をつくれるよう頑張らないのだろうか。
夫の方に、生活をがらりと変えたいとか、一人になりたいと焦る事情があるのか…。
夫婦は助け合ってこそ成立する関係
実は二人の相性は、あまりいいものとはいえない。
いなばっちさんが夫に何かと傷つけられるという組み合わせなんだ。
夫婦は助け合ってこそ成立する関係なのに、傷つけられるばかりでは長く一緒にやっていけないだろう。
夫に思いやりがないところに、相性の難が強く表れてしまっているね。
しかるべきものをもらって離婚、もしくは別居へと行動を起こして
離婚は夫から言いだしたのだから、しかるべきものをもらって離婚、もしくは別居へと行動を起こしてみるのもいいだろう。
次女がまだ乳児なら、いなばっちさんは自由に動けず、大変だと思う。
でも、不安定な気持ちを抱えたまま、また、冷たい夫の言動におびえながらの子育ては、娘たちにとってもいいこととは思えない。
とはいえ、ただ黙って、夫のいうままになるというのも、おかしい。
覚悟を決めて、「きちんと本心が聞きたい」と迫るべきだね。
そこで、夫から、いなばっちさんの納得のいく話が出てきたり、夫が反省したりということがあれば、そこでもう一度考えよう。
一人で考え込むんじゃなくて、自分で運を動かすつもりで行動に出て
今年の2月から、いなばっちさんの4年間にわたる幸運期が始まっている。
一人で考え込むんじゃなくて、自分で運を動かすつもりで行動に出てみよう。
夫は、いなばっちさんのつらさを本当に分かってくれないのか、歩み寄る余地はないのか、これからを左右することだから、真剣に問いかけよう。
いなばっちさんのしあわせを祈っているよ。