実は私は、夫と結婚する前から浮気をしていました。
夫とは3年の交際を経て昨年結婚しましたが、不倫相手とは、2年前から関係を持っています。
不倫をやめるつもりはありません。
夫には絶対にバレない自信があるんです。
だって、私は、夫や周囲の人に対して“良い妻”を演じているから――。
不倫の始まり：独身時代に高校時代の同級生との浮気から……
夫がまだ彼氏だった頃。
交際をしている時期に行われた同窓会で、後の不倫相手と久しぶりに再会しました。
学生時代に比べてぐっと大人っぽくなった姿に、ドキッとしたのを覚えています。
相手も私のことを良いと思ってくれたようで、「二人で抜け出して、飲み直そう」と誘ってくれました。
それが浮気の始まり。
お酒の力も手伝い、後に夫となる彼氏がいながらも、私は、高校時代の同級生に流されたのです。
浮気は、夫と結婚することが決まってからも続きました。
頭のどこかで、「浮気はやめるべき」という考えもありました。
ですが、昔からの知り合いで気心が知れているためか、一緒にいて心地よく、関係解消をすることはできませんでした。
結婚しても、関係は続きました。
そして私は、「いっそ、関係がバレないようにすればいいんだ」という考えに至ったのです。
浮気バレ防止策1：「夫にベタ惚れの私」を演じる
私は、夫に「大好き」といったり、キスをしたりすることを我慢しません。
伝えたいときに伝えますし、キスしたいと思ったときにします。
また、友人たちには、夫のことがどれだけ好きなのかや、夫のどこが素敵なのかを話します。
いわゆる、ノロケというやつ。
それはどれも本当の気持ちです。
ですが、ちょっとオーバーにしてはいます。
「夫にベタ惚れの私」を見せることで、夫を含めたすべての人が、私が夫を裏切るはずはないと信じているみたいです。
浮気バレ防止策2：連絡手段を周りと一緒にする
私、不倫がバレるときは、変に隠そうとするから不審に思われるのではないかと思うんです。
なので私は、不倫相手との連絡も、ほかの人たちと同じようにLINEでとっています。
わたしのことをこれっぽっちも疑うことのない夫ですから、
わたしのスマホにLINEの通知が来てもそれを警戒することはありません。
一応、不倫相手の名前は、本名ではないもので登録しています。
夫の前でも普通に不倫相手とやり取りをしています。
ただ、夫と会話をしているときだけは、不倫相手への返信は後回し。
「夢中になる相手は、不倫相手ではなく夫」というルールを、自分の中に持っているのです。
浮気バレ防止策3：夫との時間を犠牲にしない
不倫をしていると、夫が家にいる時間にもかかわらず嘘をついて逢瀬へと出かけていく人もいることでしょう。
でも、私はそんなこと絶対にしません。
不倫相手と夫を比べてれば、私にとって大切なのは間違いなく夫。
不倫相手は、申し訳ないけれど“遊び”に過ぎないのです。
ですから、夫が休みで家にいるときは、私も一緒に過ごします。
一緒に買い物へ行ったり、家でのんびり過ごしたり……夫との時間を大切にしているのです。
そのためか、「いつも仲良しだよね」と友人に言われることも多いです。
浮気バレ防止策4：夫と不倫相手……デートも差別化
夫とのデートでは、お互いに行きたい場所があればそこへ出かけていきます。
ですが、不倫相手とのデートは、基本はホテルか相手の家です。
実は、不倫相手は私が結婚をしていることを知りません。
ですから、「たまには外でデートしたい」と言います。でも、それは危険なのでお断りしています。
また、身体の関係を持つときも、避妊は絶対です。
避妊をしたくないと不倫相手が言うことは今のところありませんが、もしそんなことがあれば、不倫を終わりにするかもしれません。
妊娠の可能性がある行為は、夫との間にしか許さない。そう決めているのです。
不倫をしていることは、褒められたことではないでしょう。
ですが、一度始めてしまってやめられない以上、私はうまく隠し通すつもりです。
そのためにも、夫にとって良い妻であり続けようと思っています。
