どんなに仲の良いカップルでも、付き合っているうちに一度や二度は喧嘩をしてしまうもの。
また、イライラが募ったり、喧嘩に発展したりすると、売り言葉に買い言葉で、つい言いすぎてしまうこともあるでしょう。
そんな喧嘩中には口にしない方がいいNGワードがたくさんありますが、
そのなかでも特に危険度の高いフレーズを、今回は紹介します。
喧嘩中のNGワード1「は?」
「は?」と聞き返したり、「は?」を否定の意味で使うのは、
単なる“逆ギレ”と受け止められてしまう可能性があります。
感情を抑えつつ、「え?どういうこと?」「もう1回言ってもらえる?」など、別のフレーズに置き換えましょう。
喧嘩中のNGワード2「おまえ」「あんた」
「おまえ」「あんた」は明らかに上から目線なので、普段そういった呼び方をしていないのなら、避けるべきです。
挑発しているように思われないためにも、普段と同じ呼び方をしましょう。
喧嘩中のNGワード3「はいはい」
字面とは裏腹で、「納得していません」という意思表示の常套句につき、相手はあおられているとしか感じません。
ふれくされた表情でこれを言ってしまったら、相手の怒りは頂点に達することでしょう。
喧嘩中のNGワード4「まあ落ち着きなよ」
喧嘩の最中、急に言われても「小ばかにされている」としか感じず、落ち着けるわけがありません。
特に、自分に非があるのにもかかわらず、このフレーズを口にするようだと、火に油を注ぐ結果になるのは明らかです。
喧嘩中のNGワード5「元カレは~」「元カノは~」
「元カレだったらそんな言い方しない」などと、昔の恋人と比べるフレーズはもっとも避けるべきもののひとつ。
昔の恋人を引き合いに出された瞬間、相手のなかで恋愛感情は一気に冷めてしまうでしょう。
喧嘩中のNGワード6「男のくせに」「女のくせに」
価値観の押し付けであると同時に、立派なハラスメントの一種です。
その後は、「男(女)ならこうあるべき」という不毛な言い争いが続くことになるのは言うまでもありません。
喧嘩中のNGワード7「あの時~」
「あの時と何一つ変わっていない」などと過去の出来事を引っ張り出して責め立てても、「それは今、関係ないだろ?」と反発されるだけ。
また、「あの時は○○って言ってたじゃん」と、言動の不一致を指摘するのも避けた方がいいでしょう。
喧嘩中のNGワード8「無理」
「無理」「嫌」「は?」「で?」などの1文字や2文字での返事は、明らかな拒絶の態度。
これを言われると、相手は二人の間に心の壁をつくられたように感じてしまいます。
喧嘩中のNGワード9「チビ」「ブサイク」
本人の努力ではどうにもならないことや身体的特徴について悪態をつくのは子どもの思考パターンです。
「もはや議論をする価値もない」と、相手は愛想を尽かしてもおかしくありません。
喧嘩中のNGワード10「どうでもいい」
「どうでもいい」「何でもいい」「好きにすれば」など、相手を突き放すフレーズは、いずれも会話の強制終了につながってしまいます。
もはや仲直りするつもりはないのだと思われても仕方ないでしょう。
喧嘩をするのは悪いことではない
「喧嘩するほど仲がいい」という言葉があるように、喧嘩自体は決して悪いものではありません。
お互いに言いたいことを言い合い、理解がいっそう深まるなど、「雨降って地固まる」という結果になる場合もあるでしょう。
大事なのは、「言っていい言葉」と「言ってはダメな言葉」をわきまえること。
相手を傷つけてしまうフレーズだけは決して口にしないように気をつけましょう。