【修羅場相談室】つきあっている彼に好きな人がいると分かりました

想いを断ち切れないから、少しでも希望を探してしまう

栗原 達也
「新宿の母」栗原すみ子の息子として生まれる。
様々な波乱万丈の人生と、磨き抜かれた観察眼で天性の占いの才能を発揮し、悩める人々の未来を指し示す。

ざきさんは、彼に好きな人がいると分かったのに離れることができず、悩んでいるんだね。
このことについて、おそらく彼もざきさんに対して「申し訳ない」と思っているんじゃないかな。
だから、つきあって1年経ってもざきさんのことを名前で呼べないし、一定の距離を保つために敬語で話すのだろう。
もしかしたら、すでに相手の女性とも交際している状態になっている可能性もあると思うよ。
これはざきさんにとっては悲しいし、腹の立つことだが、それでも彼への想いを断ち切れないから、少しでも希望を探してしまうんだね。

しっかり彼の目を見て、聞いて

このようななかで、彼との関係に希望が持てるかどうかを確かめる方法は、やはり、彼に直接話を聞くしかないだろう。
ただ、聞くときの順番や言い方を工夫する必要があるよ。まずは、「どうしていつまでも敬語で話すのか、名前で呼んでくれないのか」ということを尋ねよう。
それに対して、彼はざきさんが納得できる答えは言えないはずだから、さらに「彼女がいるの？」としっかり彼の目を見て、聞いてごらん。
この時、彼の携帯を見たことは絶対に言わないこと。
これを言ってしまうと、「人のプライバシーを無視するざきさんの人間性がおかしい」などと論点をすり替えられてしまうおそれがあるから、気をつけてね。
このようにざきさんが覚悟を決めて、真実を知りたいという姿勢を見せたら、
彼も胸の内を正直に打ち明けてくれて、これから二人の関係をどうするかという話ができるんじゃないかな。

もし、それでものらりくらりと曖昧な態度をとるような彼だったら、残念ながら、希望はないといえるだろう。
彼が誠実にざきさんと向き合う気持ちを持っているかどうか…というところが鍵になるから、そこをしっかり見極めようね。
応援しているよ。

人生交差点の占い師
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