結婚して離婚をし、一人息子を引き取り、18年間一人で育ててきました。
息子も大きくなり、あまり手がかからなくなったので、今はホッとしてます。
しかし私自身、気持ちに余裕ができたのか、いろんなことを考えてしまいます。
最近の悩みは、息子が別れた主人の嫌な部分にとてもよく似ていて、なぜか腹がたってきます。イライラもします。
そのたびに罵倒し、息子が傷つくことを平気で言ってしまいます。
分かっているのに口走り、後悔を繰り返してます。
昔から息子が傷つく言葉を、平気で発してしまいます。
仕事や嫌なことがあると、息子に八つ当たりばかりしてきました。
きっと私自身が未熟なのだと分かっていますが、止まりません。
小さい頃から寂しい思いも沢山させました。
そんなふうに育てたせいか、息子はとても繊細で傷つきやすいです。でも、とてもやさしいです。
しかし、ネガティブです。
高校生の頃は、仲間外ればかりされていました。未だによく見下される方です。
こんな私ですが、息子の力になりたいと思うのです。
矛盾していますが、それが一番素直な気持ちです。
何かいい方法はないかと思い、投稿させて頂きました。
よろしくお願いします。
まみむめも/女性/40歳
若いうちに離婚して、18年間息子さんを一人で育ててきて偉い
栗原 達也
「新宿の母」栗原すみ子の息子として生まれる。
様々な波乱万丈の人生と、磨き抜かれた観察眼で天性の占いの才能を発揮し、悩める人々の未来を指し示す。
まみむめもさんは、息子さんについひどいことを言ってしまう反面、力になりたくて悩んでいるんだね。
まみむめもさんは、若いうちに離婚して、18年間息子さんを一人で育ててきて偉いと思うよ。
まず、そこは誇りを持っていいんじゃないかな。
でも、自分の中にある怒りを息子さんにぶつけてしまったのは、やはりよくなかったと感じる。
息子さんは、そのたびに傷ついて、悲しい気持ちになったんじゃないかな。
ご主人と息子さんはたとえ似ているところがあったとしても、まったく別の人間
別れたご主人の嫌な部分に似ている、とのことだけど、そこまでの怒りをぶつけてしまうならば、ご主人とはひどい別れ方をしたんじゃないかな。
まみむめもさんの中で、その傷がいまだに癒えていないから、息子さんについぶつけてしまうんだよね。
でも、ご主人と息子さんはたとえ似ているところがあったとしても、まったく別の人間なんだ。
ご主人へのわだかまりを息子さんにぶつけるのは筋違いだし、別人なのだから、いくら八つ当たりをしてもまみむめもさん自身も満たされないはずだよ。
また、占いで見ると、まみむめもさんと息子さんは似た気質を持っている相性。
他人の嫌な部分は、自分の嫌な部分…ということも、もしかしたらあるんじゃないかな。
だから、まみむめもさんはまず、自分の傷を癒やし、嫌な部分を受け止めていくことが大切だと思うよ。
繊細で傷つきやすいということは、感受性が強く、想像力があるという長所を持っていることと表裏一体
そして、息子さんにはつい八つ当たりをしてしまうこと、それでも、力になりたいと思っていることを正直に伝えよう。
そのうえで、これからは息子さんのやることに、一切口を出さないことだ。
やさしく、繊細で傷つきやすい、ネガティブで、仲間外れにされ、よく見下されてしまうタイプ…とのことだけど、息子さんにはそれ以上にいいところもあるはずだよ。
これらの性質を、嫌だと思ったり、何でもっとこうならないのか…と思うことは、まみむめもさんのエゴだ。
息子さんのありのままを受け止めて、繊細で傷つきやすいことは不都合なこと、などいちいち独善的な判断を下さないようにしようね。
繊細で傷つきやすいということは、感受性が強く、想像力があるという長所を持っていることと表裏一体だ。
だから、息子さんの性質を嫌なものと受け止めず、そのままを受容し、何も言わない姿勢を心がけようね。
息子さんの力になりたいのだったら、息子さんの個性をそのまま見つめ続けること。
それが大事だよ。