【修羅場相談室】バツイチの彼の子供との相性はどうでしょうか?

急ぎすぎないほうがいい

栗原 達也
「新宿の母」栗原すみ子の息子として生まれる。
様々な波乱万丈の人生と、磨き抜かれた観察眼で天性の占いの才能を発揮し、悩める人々の未来を指し示す。

たぁさんが彼の娘さんと仲良くなろうとする、その気持ちは大切だけど急ぎすぎないほうがいいよね。
難しい関係になると思うので、じっくり少しずつ距離を縮めていったほうがいいと思うよ。

ふたりの場合、相性より何より小学校5年生という彼の娘さんの年齢や、実の母親と仲がいいという点が問題を複雑にしてしまうんだね。
思春期を迎える難しい年頃の子供を相手にするのは、ただでさえ大変。
それなのに、彼の娘さんは実の母親を慕っているし、たぁさんがとても若いことを考えると、ぶつかりあうこともあるだろう。

少しずつ距離を縮めていこう

女の子というのは、男の子以上に父親の再婚相手に対して厳しい視線を向けるもので、
いい母親になろう、仲良くしよう、などと気張りすぎないほうがいいと思うよ。
初めは仲のいいお姉さん的な存在になれれば十分なんだから、肩の力を抜いて、
父親である彼に協力してもらいながら、少しずつ距離を縮めていこう。
焦って一気に仲良くなろうとすると失敗しやすいので、
娘さんの様子を見ながら、どういうアプローチが効果的かをまずは知ること。
2～3年かけて、うまくやっていけるかどうかを見極めて、大丈夫と思えたなら彼と再婚すればいいよ。

娘さんの意思に任せる

ただ、そのとき娘さんは中学生になっているので自分なりの考えや希望があるかもしれない。
実の母親と暮らしたいと言い出す可能性もあるので、それもひとつの選択肢に入れておくといいんじゃないのかな。
一般的に日本では母親が子供を引き取るのが普通なので、彼の場合は何らかの事情があって父親が引き取って育てているんだろう。
けれども、「元奥さんとその再婚相手にとてもなついている」んだったら、実の母親と暮らすという選択もあり得る。

ただ、これはあくまでも可能性のひとつとして頭の片隅に入れておくべきもので、今どうこう言うべき話じゃない…。
ましてや、たぁさんから提案するようなことでもないので、娘さんの意思に任せるしかないよね。

自分の娘として育てる強い決意は必要

今後2～3年間で、いろいろ見えてくるものがあるだろうから彼とよく話しあい、課題をひとつひとつ乗り越えていくことが大事。
娘さんが実の母親と暮らしたいなら、それを尊重したほうがいいけれど、仲良くする努力を最初から放棄して元の奥さんに頼ろうとするのはお門違い。
そんな考えじゃ彼との結婚もうまくいかないよね。
やっぱり、自分の娘として育てる強い決意は必要だし、その努力をしてこそ彼との関係も安定するんじゃないのかな。

焦らず一歩ずつ進んで

いずれにしても今は、彼と家族ぐるみでつきあって、信頼関係を深めていくしかないだろう。
焦らず一歩ずつ進んでいけばいい。
具体的なことは2～3年後に決めればいいんだから、今はいいお姉さん的な存在になれるよう努力していこうね。

人生交差点の占い師
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