不倫はもうやめよう。
そう思っても、きっぱり別れることができず、関係が続いてしまうことがあります。
この恋に未来はない――少しでもそう感じているのなら、別れて、次の恋に進んだほうが幸せになれるかもしれません。
上手に不倫を終わらせるには、どんな別れ方をすればいいのでしょうか?
不倫相手との別れを実行する前に自分の現状を見つめよう
不倫相手と別れることを考え始めるとき、まず目を向けてほしいのが、自分の現状です。
あなたは、今、どんな感情を抱いているのでしょう?
はっきりしてくれない不倫相手にイライラも限界?
もし引き留めてくれるなら……という淡い期待を、不倫相手に持っている?
「結婚したい!」という気持ちが盛り上がっていて、不倫につらさを感じている?
今のあなたの気持ちに目を向けてみてほしいのです。
別れようと考え始めている時期に自分の気持ちに目を向けると、
それまで考えないようにしてきた問題点や苦しみがはっきりしてきます。
それはとても苦しいことなのですが、そこを乗り越えてこそ不倫をうまく植わらせることができますから、頑張ってみてほしいのです。
状況別:不倫相手との別れを実行する場合の動き方
自分の気持ちを確認したら、さっそく別れる行動を起こしていきましょう。
ただ、別れたいからといって、相手に「別れよう」と言わせようとするのはNGです。
大事なのは、別れを切り出すといった行動に移すのはあなた自身である、ということ。
うまく不倫の関係を終わらせるためには、
あなた自身が、「自分で決めて、自分で行動して、別れを選んだ」と思える状況を作り出すことが必要不可欠です。
◆不倫相手に未練がない場合の別れ方
今まで不倫を続けてきたけれど、態度もはっきりしない相手に、ほとほと愛想が尽きた……。
そう感じてきた結果、「別れたい」と思っているのなら、その気持ち、不倫相手にきっぱり伝えましょう。
「別れたいんだけれど、どうかな?」と相談するのではなく、
「私はあなたと今日、お別れします」と、すでに決断が下されていることを不倫相手に示して。
不倫相手は、きっと「どうして?」と尋ねてくるでしょう。
そのときにも、はっきり答えましょう。
「未来を考えられない関係は嫌。もう限界です」と。
◆不倫相手に未練がある場合の別れ方
不倫相手にまだ未練があって、引き留められたら付き合い続けてしまいそうだと感じている場合、
不倫相手に直接会って別れ話をするのは避けるべきでしょう。
不倫相手が、必死にあなたを引き留めるかもしれません。
甘い言葉をかけられ、あなたの覚悟が揺らいでしまっては、不倫はいつまで経ってもやめられないのです。
直接会って別れ話をしなくても、「別れたい」という意思を伝えることはできますよ。
1.自然消滅を狙う
不倫相手からの連絡に返す頻度を少しずつ減らしていきましょう。
これまで、電話があれば必ず出ていたというのなら、居留守を使うことも考えて。
メールなどのメッセージへの返信も少なくしましょう。
これまで不倫相手との間で“当たり前にしていたこと”を、当たり前ではなくしていくことが大事。
また、自分から不倫相手への連絡も、少しずつ少なくしていきましょう。
急に無視をしたり拒絶をしたりしてしまうと、逆に不倫相手を煽ってしまうことになりかねませんから、“徐々に”がポイントです。
2.接点を断つ
不倫相手とのつながりを断つことも、別れを示すことにつながります。
たとえば、不倫相手と繋がっていたスマホを解約する。
電話番号もメールアドレスもSNSのアカウントも、心機一転新しいものにしてしまいましょう。
あなたから不倫相手に連絡を取りたくなってもできない状況にするのです。
また、不倫相手が連絡をしたくても連絡できなくしましょう。
家を教えてしまっている場合は、引っ越しをすることも考えてみてください。
時間とお金がかかることではありますが、そのぶん、リセット効果も高く、うまく別れることができるはずです。
不倫のやめ時は、「つらいな」「別れたほうがいいのかな?」と思ったとき。
自分の幸せは何かを考え、うまく別れることができれば、次の恋へと進んで幸せをつかめますよ。