毎日何時間も一緒に働いていたら、素敵な魅力も感じて好きになる……こうして始まっていくのが社内恋愛です。
とくに、見守ってくれる立場にいる上司には、恋心を持ちやすいといえます。
ですが、上司への恋は難しい場合が多いのも現実……。
職場は「働く場所」
恋愛は自由。
そうはいっても、社内での恋愛を禁止している会社は少なくないようです。
「振った振られた」「別れた」などで関係性が微妙になってしい、仕事に支障が出ることを心配して、社内恋愛禁止というルールを設けている会社もあるのです。
職場というのは働く場所。
第一に考えなければならないのは、仕事のこと。そういった場所での恋愛は、リスクや困難が伴います。
上司を好きに……起こりうるリスク
上司のことを好きになった……そんな恋に起こりうるリスクを考えてみましょう。
リスク1:仕事に支障が出るかも
あなたが上司を好きだということが周囲に知られてしまった場合を考えてみて。
「あの二人、また話してるよ」
「●●さん(上司)、甘やかしてるんじゃない?」
など、ありもしないウワサをされてしまうかもしれません。
そうなると、困るのはあなただけではありません。
働きにくさを感じなど、上司を困らせてしまうのです。
好きな人を困らせるという心苦しい恋になる可能性は、決して低くありません。
リスク2:不倫になる可能性大
上司という立場に立つ人は、年齢的にも結婚をしている可能性が高いです。
ですから、上司への恋心が不倫愛の始まりになってしまうこともあります。
結婚していなくても、婚約者や恋人がいる場合も多いでしょう。
リスク3:我慢だらけの片想いになるかも
社内恋愛禁止の場合は、上司への気持ちを言葉にすることは難しいでしょう。
上司ともなれば、立場上責任もあります。
会社のルールを犯してまで恋に進むという人は少ないでしょうから、あなたにとっては、恋心を抑える恋愛に進まざるを得なくなってしまうかもしれません。
それでも職場の上司が好きなら……
上司への恋がはらんでいるリスクを知っても、恋する気持ちは変わらないというのなら、その恋を成就させるためのアピールをしていきましょう。
上司が相手の恋に有効のアピールの基本は、「働きぶりを見せること」です。
上司にとって、あなたは部下。
上司を喜ばせたり、かわいがってもらったりするには、まずは、一生懸命働く姿を見せることが大事なのです。
面倒を見ている部下が、仕事に一生懸命になっている姿を見るというのは、上司にとってこの上なく喜ばしいことですし、印象に強く残ります。
アピール法1:自分なりに考えた企画を話してみる
上司に言われるがまま働くのではなく、自分で考える姿勢を見せましょう。
上司も、「手を貸したい」「面倒を見たい」と感じてくれるでしょうし、その気持ちが恋心に変わる可能性もゼロではありません。
アピール法2:プライベートの相談をしてみる
仕事へのやる気を見せることができるようになったら、プライベートな悩みを相談してみて。
このときは、恋愛関係の話ではないほうがいいでしょう。
仕事以外のことでも、一生懸命向き合っているのだなという印象を、上司に植えつけるのがポイントです。
アピール法3:成就を期待しないで告白
どうしても想いを伝えたい。
そんなとき「付き合って」など交際を求める告白をしてしまうと、上司を戸惑わせてしまうかもしれません。
「好き」という気持ちだけを伝えて、交際は求めないほうが、気持ちを受け入れてもらえやすいでしょう。
言葉にしにくい社内恋愛であれば、「気持ちを伝えることができた」というだけで、あなたの心もスッキリするはずです。
上司を好きになったとき、前進をするには覚悟が必要です。
上司でなければいけないのか、なぜ上司を好きになったのか、自分の気持ちと向き合うことを忘れないようにしましょう。