気になる人ができた。
その人を好きになった。
できることなら付き合いたい――。
そんなとき、みなさんはどうしますか?
世の中には、さまざまな“恋愛テクニック”が存在しますが、「これをやれば必ずうまくいく」なんてものはありません。
「策士策に溺れる」という言葉があるように、恋愛でも、回りくどいやり方やあまりにも奇をてらった行動は空回りしがち……。
実際はシンプルに考え、行動するのが一番なのです。
ということで、今回は好きな人と付き合うための方法を“2つのポイント”に凝縮してご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
ポイント1:好きな人と付き合いたいなら好意は言葉で伝える
一番大事なのは、「好きです」「付き合ってください」と言葉できちんと伝えること。
今あなたは「そんな当たり前のことを超絶テクニックかのように言うなよ」って思いましたね。
でも、これ、意外とできない人が多いんです。
恥ずかしくて好意を伝えられない。
もしくは、態度や雰囲気で好意を伝えているつもり……。
そんなことでは、いつまで経っても相手は好意に気づいてくれず、片想いのまま終わってしまいます。
もし、ストレートに好意を伝えるのが難しいのなら、こんなセリフはいかがでしょうか。
さり気なく好意を伝えるセリフパターン
「○○さん(好きな相手)のそういうところが素敵」
「○○さんの服のセンス、好きです」
「○○さんの真剣な表情って、見とれちゃうなあ」
「○○さんって、ホント頼りになるね」
ポイントは「褒める」ということです。褒められて嬉しくない人はいません。
ただし、恥ずかしいからといって「僕(私)の友達が褒めてましたよ」と他人が言っていたかのように伝えるのはNGです。
あくまでも、あなたの気持ちを直接伝えることが大切になります。
ポイント2:好きな人と付き合いたいなら客観的な視野を保つ
相手を好きになればなるほど気負ってしまい、相手や自分、周りのことが見えなくなるのはよくあるパターンです。
そのため、たとえ悪気はなくても、自身の行動によって片想いの相手を振り回してしまったり、周りの人に迷惑をかけたり……。
また、一番の問題は「嫌われたくない」と思うあまり、片想いの相手の言動を全肯定するようになってしまうことです。
相手の意見を何でも「そうだね」と肯定する。
本当は趣味や好みが違うのに、「面白そう」「僕(私)も好き」と話を合わせる。
相手が良くない言動をしていても注意することができない。
こうしたことは避けなければいけません。
全肯定することが恋愛成就にとってダメな理由
「褒めること」と「全肯定すること」は似て非なるものです。
自身の本音や考え、価値観に反してまで片想いの相手を全肯定する行為は、ある意味では嘘をつくということ。
嘘をつき、無理に相手に合わせているようでは、たとえ付き合うことができても、いずれは疲れやストレスが溜まり、決して長続きしないでしょう。
また相手も、自分に対して肯定してばかりの自我のない人からは刺激や魅力を感じないはず……。
だからこそ、自分の言動が相手の目にはどのように映っているのかを冷静に見つめる“客観的な視野”が必要なのです。
好きな人と付き合いたいのなら今日から2つのポイント実践を!
「好き」という言葉を伝えるのは簡単ではないのだから、相手を褒めることから始め、少しずつ好意を伝えられるようになればいい――。
価値観や趣味が違って当たり前なのだから、無理に相手に合わせようとせず、客観的な視野を保って自分らしく行動すればいい――。
好きな人と結ばれたいのなら、そうした“ごく当たり前”だけど、ふとしたときにおろそかにしがちな点を注意するだけで、ふたりの距離がグッと近づくでしょう。