【今回の登場人物】
- 私:24歳。交際から1年で彼と同棲
- 彼:25歳。同棲解消を希望
交際開始から1年後に同棲を始めた24歳の私と25歳の彼。
初めのうちは毎日が楽しかった同棲も、マンネリ化したり、プライベートが保てなくなることで息苦しさを感じ、次第に衝突する場面が増え始めました。
一日過ごす中で1回も会話をしない日もあれば、気まずさを感じた結果、用事もないのに外出して街をブラブラするなんてことも……。
居心地の悪さは彼も同じだったみたいで、先日、彼から「もう無理。別れよう」と言われてしまい、私も同意して同棲を解消。
その時点ですぐに別れるということにはならずに済みましたが、しばらくは会わず、少し距離を置いてみようということになったのです。
彼から同棲解消を言われたことで自分の悪いところを知り、深く反省
距離を置くようになった後、私は自分のどこがいけなかったのかを知りたくて、思い切って彼に聞いてみました。
すると、「喜怒哀楽が激しすぎて、付き合うのに疲れる」「時にネガティブになりすぎる」「依存されすぎて、重い」「すべての思考が自己中心的」など、出るわ出るわ不満の数々。
でも、そうした彼の言葉が「自分のことを見つめ直す良いきっかけ」になりました。
「あれほど一緒にいたのに、全然気づかなくてごめんね」と謝り、同時に「自分がいい方に変われるように頑張るから」と宣言した私。
二人は別れることになるかもしれないというのに、なぜかその時の私の心は以前よりもスッキリしていました。
彼氏との少ない連絡のやり取りでも満たされる心
その後、毎日ではないけれど、メールやLINEで近況報告をするなど、たわいもないやり取りは続きました。
一日でやり取りが何往復も続く場合もあれば、なかなか返事が来ないことも……。
でも、そこで「今何をしているの?」「何で返事をくれないの?」と連絡をしてしまっては、以前のうっとうしい私と何ら変わりません。
そうした時は、「彼はきっと忙しいのだろう」と考え、他のことをして気を紛らわせるようにしました。
そんな日々が1週間、1ケ月と続き、そして3ケ月ほど経った時、彼に変化が出てきたのです。
同棲を解消してもまだ好きだと再認識
「この前は、自分ばかりつらい思いをしている、みたいな言い方をしちゃってごめん」
彼は、そう言って謝ってきたのです。
それから、二人で過ごした日々がどれだけ楽しかったか、彼は感謝の気持ちをたくさん言ってくれて、私は電話口で泣きそうになりました。
「オレも、もっとしっかりしなくちゃダメだな」って笑う彼の声を聞き、彼の笑顔を容易に思い浮かべることができた私は、「まだ彼のことが大好きなんだ」って改めて思いました。
それと同時に、彼の雰囲気が数ケ月前よりも柔らかくなってきたのを感じ、「もしかしたら復縁も可能?」と少しだけ希望が持てるようになったのです。
同じ失敗をしないように気をつけて彼氏との復縁を目指す
恋愛上手な幼なじみに「これってチャンスあるかな?」って相談したら、「そうね、ゼロではないと思うよ」と、つれない返事。
でも、「まだ好きなら頑張ってみなよ」と背中を押してもらえました。
まだ、直接会えるほどの関係には戻れていないし、そもそも彼の心がまだ私に向いているかどうか分かりません。
それでも、世の中には同じ相手と結婚・離婚を繰り返す夫婦もいるし、それこそ、復縁するカップルなんて数え切れないほどいるのだから、私にだって不可能ではないはず。
今後は彼を振り回してしまうことがないように一定の距離を保ちながら、少しずつ彼の心をつかめるように接していきたいと思います。