【今回の登場人物】
- 私:結婚5年目。子なし。ゲーム好き
- 夫:ゲーム好き。口の悪さが玉に瑕
夫には愛想が尽きました。
「あなたこそ子どもみたい」って笑われるかもしれませんが、笑い話では済まないくらい、私は本気で怒っています。
結婚して5年目の私たち夫婦には子どもがおらず、二人ともゲーム好きということで週末は夜更かししてゲーム三昧なんてことも珍しくありません。
そんな中、事件が起きたのです。
協力プレイで足を引っ張った私に夫が暴言
アクション、RPG、パズルゲーム、音楽ゲームなど、基本的に何でもいける私たち夫婦ですが、特に好きなのがアクションゲームの協力プレイ。
その日はモンスターハンター(通称モンハン)という巨大なモンスターを討伐するハンティングアクションを二人でプレイしていました。
体を動かすのが好きな人でも得意なスポーツと不得意なスポーツがあるように、ゲームにも得意・不得意があります。
さらに、全般的に得意なゲームの中でも苦手な武器やモンスターもあるので、必ずしも常に戦力になれるわけではありません。
その日、私が足を引っ張り、モンスター討伐に失敗した時、夫が「下手くそ」「お前使えね~な~」と暴言を吐いたんです。
夫のさらなる暴言を機に夫婦の言い争いへ発展
さすがにカチンときた私は「だったら一人でやればいいじゃん」と言い、コントローラーを投げ捨てました。
すると夫も怒り、「逆ギレかよ。だいたいお前はプレイ時間の割りに全然うまくならないんだよな」「頭悪いんじゃねーの」と、さらなる暴言。
その後は、ひたすらお互いをなじる醜い言い争いになり、その夜は普段とは違って別々の部屋で寝ました。
まあ、怒りが収まらず、実際は全然寝ることができなかったんですけどね。
そしてついに夫婦間の冷戦がスタート
翌朝、私はわざと寝坊し、夫の朝食を用意しませんでした。
そうしたことから私が本気で怒っているのを感じ取り、何も言わずに出勤していった夫。
その日、私と顔を合わせるのがよほど気まずかったのか、夫は夕食も外で済ませ、帰りは普段よりも2時間以上遅かったのでした。
その次の日もまったく口をきこうとしない私に対して、痺れを切らした夫は「いい加減に機嫌を直せよ」と上から目線で言ってきたので、私は完全に無視。
「まずは『ごめんなさい』だろ?」という思いを込めて冷たい視線を送ったら、夫も機嫌を損ねたのか、この日から冷戦がスタートしました。
デリカシーのない夫にキレた私
冷戦が始まって1週間以上経ちますが、夫とは1回も話していません。
夫に用事があればメモに書いて無言で渡せばいいし、「NO」の意志を伝えたいなら、ひたすら無視するだけ。
そうそう、今も相変わらず別々の部屋で寝ているのですが、昨日の夜、夫がこっそりと私の布団に忍び込んできたんです。
無言で私の体をまさぐってきた夫の顔を思い切りビンタしたら、夫は諦めて部屋を出て行きましたけどね。
それにしても、夫婦仲が最悪な状態なのに、男ってどうしてあんなことができるんでしょうね。
夫との終わらない冷戦は我慢比べ
ケンカをした後、少し冷静さを取り戻した時は「謝ってくれたら許してあげてもいい」と思っていたけど、その後の夫の言動には嫌悪感が募るばかり。
どうして「ごめんなさい」の一言が言えないのか。
謝ったら負けだと思っているのでしょうか。
夫の発言に対して過剰に反応した私にも非があると理解していますが、それでも「ごめん」の一言があってもいいと思いませんか。
このままでは夫も少しずつ意固地になり、取り返しのつかない事態になるかも……。
とはいえ、私から謝ったり、歩み寄るつもりはないので、こうなったら夫と我慢比べをするつもりで、まだまだ冷戦を続けたいと思います。