「10年前の計画ではもう結婚しているはずだったのに……」
思わずそうつぶやく人も、少なくないことでしょう。
現代社会において、一生結婚せずに暮らす人は増加傾向。独身=変わり者といった偏見は消滅しつつあります。
独身であることが悪いわけではありませんが、一方で、独身であることのデメリットが気になるという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、結婚をせずに独身生活していくにあたって、知っておきたいことを話していきます。
結婚は選択する時代。結婚したいなら考え方を改める必要があるかも……
重ねて言いますが、現代においては生涯独身を選択することは、何も珍しいことはありません。
しかし、独身を選択しているのではなく、結婚を望んでいるのであれば、考え方を改める必要がありそうです。
常に受け身の恋愛になっていない?
運命の相手と自然に出会い、そのまま結婚すると考えていませんか?
確かに偶然の出会いが、生涯を共にする出会いへと発展した人もいます。
ただし、もし20代後半になっても結婚に繋がる縁に今一つめぐり逢えていないような気がするなら、偶然を待っているだけでなく自分から行動を起こしていくことも大切です。
異性への理想は高すぎない?
自己評価が高いことは決して悪いことではありません。
しかし、相手への理想を高くし過ぎると、結婚が遠ざかる原因になります。
例えば「芸能人に負けないルックスの持ち主で高学歴」といった、少々現実的ではない理想を抱いているようであれば、見直したほうが良いご縁に早く繋がるでしょう。
お一人様に慣れ過ぎていない?
なんでも一人でこなしてしまう人は頼もしく感じます。ただし、その一方、「自分がいなくても一人で生きていけるのだろうな」と思われてしまいがち。
また、隙がないからこそ、あなたに興味を抱いた異性がいたとしても声がかけられずに終わってしまうこともあるでしょう。
たまにはグループで行動する機会を増やしたほうが、良い意味で隙が生まれるかもしれません。
一生独身生活で過ごすメリットとデメリット
実際に結婚をせずに暮らすメリットとデメリットは何なのでしょう?
一生独身で過ごすメリット
- 自分の好きなことをして過ごせる
- 稼いだお金は自分のためだけに使うことができる
- 親戚付き合いのしがらみがなく人間関係の悩みが最小限
自分の好きなことをし、自由になるお金も多いため、心身ともに若さを保つことができるのも独身のメリットだと言えそうです。
そして、同年代が頭を悩ませがちな義理家族といった複雑な人間関係の悩みとも無縁です。
一生独身で過ごすデメリット
- 親や自分の老後を考えなくてはいけない
- 独身を貫く覚悟が必要
親や自分の老後の問題をもちろん、最も必要なのが独身を貫く覚悟です。
若いうちは休日を一緒に過ごしてくれたり、旅行に行ってくれたりする友だちもいますが、年々家庭を持つことで減っていくでしょう。
そのときにふと寂しさを感じる人も多いようです。
人は人、自分は自分と“幸せの基準”をしっかり持つ必要があります。
一生独身で過ごすと決めたときにやっておきたいことはお金の管理
自分一人で生きていくと決めたのならば、必ずやっておきたいのがお金の管理です。
65歳で仕事を引退したと考え、平均寿命を88歳までの生活費を計算すると約3,970万円かかると言われています。
平均的な年金収入の月10万2,558円(※)で考えると、約2,830万円ですから、そこまでに差額を貯金をしていく必要があります。
自分のためだけに貯金をし続けても、親の介護費を負担することも考えられるため、お金については慎重に考えておくべきです。
※2018年の厚生労働省年金局の「平成30年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」より
独身は悪いことではない。常識にしばられず軽やかに生きよう!
結婚をして子どもを持ち、家庭を築くのが当たり前と言った価値観を目の当たりにすることもあるかもしれません。
でも、周囲からの価値観に縛られることなどありません。
自分の好きなように堂々と生きていきましょう!