付き合い始めの頃は、ただ一緒にいるだけでドキドキしていたのに、いつの間にか気持ちが落ち着いてしまう……。
そこにいるのが当たり前、安らぎを感じる存在と言えば聞こえはいいけれど、恋人同士ならいつだって心が躍るような関係でいたいはず。
では、そもそもマンネリ化は何が原因で起きるのでしょうか?
今回はカップル・恋人・夫婦同士が倦怠期に陥ってしまう原因と、マンネリ化を防ぐための具体的な方法をお教えします。
そもそも倦怠期ってどんな状態?
倦怠期に陥る原因は、あらゆることへの“慣れ”。
お互いの言葉や行動、ふたりでいる時間に慣れることで刺激やドキドキ感が薄れていき、型にはまった関係性になってしまうのです。
そんな慣れが引き起こす倦怠期とはどんな状態なのか、具体例をいくつか見てみましょう。
自分たちは大丈夫だと思っていても、次に挙げる具体例に当てはまるならマンネリ化に陥っている、もしくはマンネリ化カップル予備軍と言えます。
デートがいつも同じ内容だと倦怠期の可能性アリ
「週末だから、とりあえず出かけよう」と惰性でデートをしている状態です。
刺激や気分の高揚は皆無で、デート後に「楽しかった」と笑顔になる機会は少ないでしょう。
場合によってはデートの時間がどんどん短くなったり、近場で済ませるようになってしまいます。
倦怠期になると愛情表現が乏しくなりやすい
「好き」という気持ちを言葉にする回数が減るだけでなく、スキンシップも減っている状態です。
それどころか、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える回数も激減。
お互いに何をしても、何をされても、「当たり前」とか「言わなくてもわかるはず」と考えてしまいます。
倦怠期に入ると相手の長所を魅力的に感じにくくなる
相手の優しいところ、自分にはない長所を持っているところ、頼りがいがあるところ、家事が得意なところ――。
相手を好きになる際には「ここが素敵!」と思っていたのに、今は心がときめかなくなっている状態です。
また、「優しい人」という印象が「優柔不断な人」に変わるなど、長所が短所に感じてしまう場合さえあります。
倦怠期防止! マンネリ化を防ぐために必要な3つのこと
倦怠期はどんなカップルにも訪れる可能性があります。
では、どうすればそれを防ぐことができるのか、いくつかの方法を見ていきましょう。
倦怠期・マンネリ防止 1:ふたりで過ごす特別な時間をつくる
クリスマスやバレンタインデーといったイベント、お互いの誕生日、交際○日目という記念日をお祝いしましょう。
そうした日に凝った内容のデートをしたり、サプライズでプレゼントを贈ったりしてみてください。
それによってお互いの気持ちが再確認でき、改めて存在の大きさを感じることになります。
倦怠期・マンネリ防止 2.メリハリのある時間を過ごす
距離を置きすぎると気持ちが離れやすい一方、常に一緒にいるのもマンネリの原因になりかねません。
それぞれがひとりで自分の趣味に没頭したり、同性の友達と遊びに出かけることは良い息抜きになります。
そうした時間とふたりで過ごす時間のメリハリをつけてこそ、新鮮な気持ちで向き合うことができるようになるでしょう。
倦怠期・マンネリ防止 3.今までにないことをやってみる
料理や家事を任せっきりにしていたのなら、手伝ってみる――。
それまで無関心だった相手の趣味に理解を示し、一緒に楽しんでみる――。
今までとは違う行動パターンを取ることで、マンネリ防止に繋がります。
また、お互いへの新発見があったり、新たな資質の開花にもつながるでしょう。
油断すると倦怠期へ一直線!
マンネリ・倦怠期は、交際期間の長さによらず、いつの間にか訪れます。
なので、「まだ付き合いたてだから大丈夫」と油断せず、常にお互いの愛情を確かめ合い、マンネリ化を防ぐことが大事。
「この先もずっと一緒にいたい」と考えているのなら、なおのこと、ご紹介したような刺激と変化のある行動を心がけてみてはいかがでしょうか。