「冷却期間を置きたい」
恋人からそんなことを言い出されたら、あなたはどう思いますか?
「連絡していいの?」
「期間はどれくらい?」
「距離を置く理由は?」
いろんな想いが渦を巻くことでしょう。
そもそも、恋人と距離を置く意味とは何なのでしょうか? 男性・女性で理由や内容に違いはあるのでしょうか?
【冷却期間=距離を置く】の意味とは?
まず、男女とも、冷却期間=距離を置くと決めたとき、相手にやってほしくないことは何なのでしょう?
まず考えられるのは、距離を置くということは逢いたくないということですから、自宅などに訪ねて来られたりすることはやめて欲しいことだとわかります。
また、自分の周りから相手の状況を知らせるような、例えばSNSでイイネを押したり、コメントしたりするようなことも避けて欲しいこと。
これは、男女関わらず、距離を置く=逢わないという認識だと捉えて良いでしょう。
恋人同士が冷却期間を置く理由とは?
まず考えられることは「相手のことが嫌」「相手と一緒にいることがしんどい」という想いを感じはじめたという理由。
一緒にいて辛い、しんどい相手とずっと一緒にはいられませんよね?
また、次に考えられることは「別れたい」もしくは「別れたくない」と想ったという理由。
今後のことを考えたら、別れたいけれど、色々思い出もあるから、冷却期間を置いて、自分の気持ちを整理したい。できることならやり直したいけれど、今はしんどいから逢いたくない。
そんな想いで冷却期間(距離)を置くという判断をすると考えられるでしょう。
冷却期間=距離を置いている間は連絡をとっていいの?
相手から突然冷却期間(距離)を置こうと言われて、こっちは戸惑うばかり……。
そんな時、相手に連絡を取っていいのかどうか、とても気がかりなことですよね。
しかし、ちょっと考え方を変えてみましょう。もしも、逆に自分が「距離を置きたい」「冷却期間をおきたい」と言い出したとしたら?
そんな時、相手から連絡が来たらどう思うでしょう。何のために冷却期間を取っているのか、わかりませんよね。
ですから、冷却期間を置こうと言われたときは、約束の時まで連絡をしない。これが鉄則です。
冷却期間を置く期間はどのくらい?
これは、言い出した側が男性なのか女性なのかによって変わってきます。
男性側から「冷却期間を置こう」と言いだした場合
男性は、比較的過去の悪い印象などを忘れやすい傾向にあります。また、相手のことをそれなりに好きな状態で別れる、ということが多い傾向にもあります。
ですから、男性から「冷却期間を置こう」と言い出した場合は、最低でも3か月~半年程度が頃合いといえるでしょう。
女性側から「冷却期間を置こう」と言いだした場合
女性は、過去の悪い印象を忘れにくいといえます。ですから、最低半年~1年程度はかかるでしょう。
この時、「冷却期間を置こう」と言われた男性側が、自分の人間性を今までのものから変化させられるかが、今後を決めることになってきます。
また、交際期間が長ければ長いほど、冷却期間も長くするほうが良いでしょう。
なぜなら、それだけ多くの経験や思い出、感情が積もり積もっているからです。
2年以上のお付き合いがあれば、上述した期間に加えて、付き合った年数1年につき1か月くらいプラスすることをオススメします。
男性が言い出した場合、冷却期間を経てやり直せる可能性はある、ということがいえるでしょう。
男性は出来事を中心として覚えているので、悪いことなどを忘れやすい傾向にあるからです。
逆に、女性が言い出した場合は、やり直せる可能性は低いといえます。
上手くやり直すためには、男性が違う人間になるくらい自分を変える必要があるからです。
冷却期間をやり直すための期間にするのか、そのまま自然消滅へとつなげるか。
それは、その期間の過ごし方によって大きく変わってきます。
もし、あなたが冷却期間を置こうと言われたのであれば、相手の真意を考えながら、自分に落ち度がなかったかをしっかり考ええてみてくださいね。