「いい人だとは想うんだけど、付き合うとかは考えられないかな」
告白を断るときの文句としてよく聞く、「いい人だけど……」。
もしかしたら、あなたもいわれた経験、ありますか?
“いい人”なのに、どうして恋に発展していかないのでしょう? よく考えると不思議。
“いい人”って失恋しやすいの? それってなんで?
“いい人”がフラれてしまう理由を解説しましょう。
“いい人”がフラれる理由1:あいまい
そもそも、“いい人”って言葉、あいまいだと想いませんか?
「“いい”って、どこが?」って聞き返したくなります。
そう。いい人って、魅力があいまいなんです。
周囲の人と比べて、際立っている魅力がない。
悪い部分もない代わりに、「ココが素敵!」って人の目を引きつけることができる魅力もないってことなのです。
それじゃあ、なかなか恋愛には進んでいきません。
ちょっと浮気癖があっても、周囲の人と比べてすっごく外見が整っていれば、それが際立った魅力になってモテます。
ちょっと見た目が地味でも、スポーツがすごくできたり得意なことが際立っていれば、それが魅力になって、告白が成功するってこともあるんです。
“いい人”がフラれる理由2:優しすぎる
“いい人”って、人に対してすごーーーーく優しい。
だからこそ、“いい人”なんですけど、恋においては、その優しさってマイナスポイントにもなるんですよ。
“いい人”って、人のことを想うあまり、優柔不断になります。
すると、「はっきりしない人は苦手」とか、「意思がない」とか想われてしまって、最終的に、「友だちとして付き合うのはいいけど、恋人として付き合うには決め手がなー」と想われてしまうわけです。
優しさが裏目に出てしまいやすいのが、“いい人”。
でも、優しくない人はモテないし……ううん、難しい。
たぶん、大事なのは優しさのバランスと表現の仕方。
控えめな優しさじゃなくて、積極的な優しさが恋には必要なのかもしれません。
ほら、ちょっぴり強引な人って、恋をうまくつかんでいるでしょう?
“いい人”がフラれる理由3:窮屈になってチャンスなし
“いい人”って、周囲から「いい人だよね」っていわれることが多いんです。
すると、「いい人でいなくちゃ」って勝手に自分にプレッシャーを与えてしまいがち。
人に対して軽く接するのは「チャラいからダメ」と想ってしまうし、合コンの誘いがあっても「がっついたら“いい人”のイメージが崩れる?」と勝手に想像してしまうし……。
恋をしたいって想っている人の多くは、楽しい恋をしたい。
でも、“いい人”のプレッシャーと戦っている人って、なんだかすごく真剣で、重くて、正直近づきにくい。
楽しい恋をイメージさせることができないから、フラれてしまうんです。
「いい人なんだけど…」ってフラれないようにするには?
“いい人”を理由にフラれてしまわないようにするなら、“いい人”をやめるのが一番。
もちろん、「いじわるな人」になりなさいってことではないんです。
“いい人”って、一言でいえば、動かない人でもあります。
だから、“いい人”をやめるために、失敗とか非難とかそういうのを気にしないで動いてみてください。
心の中にある本音をポロリとこぼしてみる。
男女ともに、気軽に飲み会に行ってみる。
時には羽目を外したってOK。
すると、あなたが身につけている“いい人”の鎧が一枚剥がれます。
そうやって、一枚ずつ鎧を脱いでいくと、あなたらしい一面がチラチラと見え始めます。
それが、“いい人”という言葉ではくくりきれない魅力になるのです。
もし、友だち止まりの恋が多かったり、「いい人なんだけどごめん」とフラれてしまったりすることがあるなら、“いい人”の呪縛にかかっているかも。
明日から、“いい人”やめてみませんか?