別れが頭によぎっても、別れを切り出すのは至難の業です。
関係を終わらせたくても、引き止められたり、情が移ったりしてだらだらと付き合いが続いてしまうこともあります。
円満に別れる方法はあるのでしょうか?
今回は、付き合っている相手と別れやすくするためのコツ、長引かせないで綺麗に別れるコツを紹介します。
別れ方で悩んでいる人の参考にしてみてください。
円満に別れるコツ1:関係を自然消滅させない
誰でも別れ話はしたくないものです。
まして、自分から切り出す場合や、ごたごたが予想される場合は、その場から逃げ出したくなることもあるでしょう。その気持ちもわかります。
しかし、関係を自然消滅させると、付き合いを終わらせるきちんとした線引きができないまま相手を宙ぶらりんの状態にしてしまいます。
相手から責任逃れをしたと思われ、卑怯な人、悪い人と、恨みの対象になりかねませんし、相手の心に深い傷を負わせかねません。
相手と円満に別れたいと考えるなら、きちんと別れを相手に伝える必要があります。
ただし、いきなり別れを切り出すと相手に衝撃が大きすぎるので、
- 徐々に連絡を減らしていく
- メールの返信を遅くする
- 自分から誘わないようにする
などのような段階的準備をして、最近付き合いが変わってきたと相手が思える状況を作っていきましょう。
この準備段階を終えた後、別れを切り出します。
別れ話を切り出す時には、いつもとは違う雰囲気を作り出して、相手にも何か大事な話があると感じさせることが大事です。
別れ話自体に重みが出るので、相手も別れを真剣にとらえやすくなります。
相手にしっかり別れを伝えることは、相手にヨリを戻すつもりはないことを明確に伝えることにもなります。
相手が別れを受け入れるのに時間がかかっても、怠ってはいけない大切なプロセスです。
円満に別れるコツ2:傷つけあう言葉で罵倒しない
別れ話を切り出した途端に、相手から辛辣な言葉が飛び出すかもしれませんが、あなたも勢い余って同じように相手を罵倒してはいけません。
別れ話の時、最後に相手から言われたひどい言葉というのは、ずっと心の中に残ってしまうもの。
そして、その言葉が、二人の付き合ってきた楽しい思い出までも全否定してしまうことになり、円満に解決どころか逆恨みされる可能性も出てきます。
最悪の場合、わざと別れを長引かされることになるかもしれません。
相手の浮気で自分が傷つけられたとしても、スッキリ別れたいのであれば、キツイ一言で復讐はしないほうが賢明です。
円満に別れるコツ3:第三者に別れを公言する
二人の間で別れ話をしても、相手がなかなか別れを受け入れてくれない、または泣きつかれて情がわいてしまった……なんてことがあるかもしれません。
別れたとしても、お互いに逢わない時間を過ごしてみると寂しくなってしまい、復縁することもあるかもしれません。
しかし、このような中途半端な関係をダラダラと続けていては、別れることがさらに難しくなります。
本当に別れたいと考えるなら、第三者を巻き込むのも一つの手です。
友人などに別れたことを公言しておくと、二人の関係が二人だけのものではなくなり、別れを客観的に冷静にとらえることができるようになるでしょう。
別れの後に訪れかねない心の空白も、友人との時間が埋めてくれるかもしれません。
一つの恋を終わらせたからといって、ネガティブになる必要はありません。
相手と付き合ったことも別れたことも、全部自分の成長につながったと考えましょう。
終わった恋を肯定的に受け入れることによって、あなたの人間的な魅力はさらに広がります。
きちんと一つの恋を終わらせることができれば、きっと次の素敵な恋の扉が開きますよ。