付き合い始めて2年になる彼との出逢いは、Twitterでした。
SNSで出逢う恋を自分がするなんて、想像もしていなかったです。
いろんな人と簡単に繋がることができるSNS。
そこから始まる恋には少し恐怖感があったのです。
SNSの出会い:Twitterは趣味のつぶやきツール
わたしがTwitterを始めた理由は、情報収集のため。
音楽が好きで、好きなアーティストなどの情報をいろんな人から得ることができていました。
アーティストのことをつぶやいたり、ライブに行けばそのことをつぶやいたり……。
知らない人から、同じアーティストのことが好きだというコメントが届いたり、フォローし合ったりするのも楽しいものでした。
Twitterでは、相手が女性なのか男性なのか、年齢も顔も、本名すらわかりません。
それでも、同じ趣味を持っているというだけで仲良くなることができました。
SNSの出会い:突然届いたDM
ある日のこと。私は好きなアーティストのライブへ行く予定でした。
移動中、Twitterで「今からライブ♪」とつぶやくと、すぐにコメントが。
何度もコメントをしてくれる人で、「自分も参加です!」とありました。
Twitterで知り合った人がこんなに近くにいることもあるんだ……。
こんなことを実感しつつ、わくわくする気持ちをライブ開始までお互いに語り合いました。
そして、ライブを楽しんで帰ろうとしたときです。
Twitterのダイレクトメールが届いたのです。
「せっかく近くにいるので、よければ会いませんか?」
SNSの出会い:抵抗感があったはずなのに……
これまでわたしは、友人がSNSで知り合った人と直接会ったという話を聞くたびに、なんだか怖いなあと思っていました。
ですが、そのダイレクトメールを見たとき、「会ってみたい」と思ったのです。
共通の趣味の話で盛り上がることができる人だったからか、怖いなんて少しも思いません。
すぐにOKの返事をして会うことにしました。
SNSの出会い:初対面なのに気楽に話せた
ライブ会場近くのカフェで待ち合わせました。
約束の場所には、同じライブTシャツを着た男性の姿が……。
ドキドキしながら声をかけると、彼はにっこり笑って「初めまして」といってくれたのです。
それからは、まるで何度も会っている友人のように、気楽に会話をすることができました。
最初に声をかけたときこそ緊張しましたが、趣味の話で盛り上がっていたら緊張もなくなっていったのです。
2時間ほどおしゃべりをした後、駅へ向かう中、彼から「LINEも教えてほしい」といわれ、交換しました。
正直わたしはこのときに、彼に恋をしていたと思います。
SNSの出会い:2ヵ月後……
その後は、頻繁にLINEで連絡を取り合いました。
ライブ情報などアーティストの話だけではなく、お互いの仕事の話などもするようになり、気づけば毎日連絡を取り合うように……。
そして、初めて顔を合わせた日から2カ月後。
「よかったら付き合ってほしい」
彼に告白をされました。
私は彼のことが好きになっていたので、迷いはありませんでした。
「お願いします」と答え、交際をスタートさせたのです。
SNSの出会い:今も続く交際は最高の幸せ
彼とどこで出逢ったのと聞かれたとき「Twitter」と答えると、びっくりする友人がいます。
わたしも、まさか自分がSNSで出逢い、恋をするとは思っていませんでしたから、友人が驚くのもわかります。
でも、今は、そういう出逢いもアリだと感じているんです。
もちろん、彼との縁も、振り返ってみれば危険と隣り合わせではありました。
ですが、わたしはあのときのDMでの誘いを断らなくてよかったと、心底思っています。
恋愛目的ではなく、趣味仲間として会ったという印象が強いのも、抵抗感を少なくしたのかもしれません。
どちらにせよ、出会いのチャンスをしっかりとつかむことができて、本当によかったです。
わたしは今、彼が、趣味を理解し合え、一緒に楽しめる恋人になってくれて、最高に幸せです。