最近よく耳にするようになった“匂わせ”。
SNSが爆発的に普及したために、目立ち始めた行為だといってもよいでしょう。
匂わせをすることによって一気に嫌悪感を持たれてしまうことも多いようで、有名人でもたたかれている人がいますよね。
ただ、自分でも気づかないうちに、“匂わせ”をしてしまっているとしたら一大事。
どんな行動が匂わせと言われてしまうのか、この機会にしっかり頭に叩き込んでおきましょう。
そもそも“匂わせ”ってどういう意味?
匂わせとは、端的に言えば「ほのめかすこと」。
自分にとって嬉しいこと、幸せなことを直接自慢するのではなく、間接的な方法で“ほのめかす”ことを言います。
面と向かって話をしているときに、確信に触れずにほのめかすのも“匂わせ”の一つですが、最近では、SNSで匂わせ行為をする人が多くなっています。
InstagramやFacebook、ブログなどにアップする画像で匂わせて大炎上……ということも珍しくありません。
“匂わせ”が嫌われる理由
匂わせ行為は、恋人の存在を明言せずに匂わせるなど、恋愛面で多々行われるようです。
そして、この匂わせが発覚すると、匂わせたその人は高確率で嫌われます。
「はっきり言えばいいのに」
「何てコメントしてほしいの?」
こんな気分になる人が多数。
具体的には、どのようなSNS投稿が多くの人をイラつかせるのでしょう?
次からパターン別に多くの人をイラつかせる匂わせSNSを、パターン別に紹介します。
イラッとさせる匂わせSNSその1:二人分のカフェ飯
食事写真をSNSに投稿することってありますよね?
オシャレなカフェ飯は写真映えするし、おいしいものを食べた記録としてSNSに載せる人もいるでしょう。
ですが、匂わせ行為をすることがメインの人は、自分のカフェ飯の奥に、一緒に行った人の食事を写り込ませます。
「ねえねえ、誰と行ったの~?」というツッコミ待ちなのでしょう。
「恋人?」とストレートに聞いても、「ご想像にお任せします」的な返事しかしない人に、多くの人がイラッとします。
イラッとさせる匂わせSNSその2:投稿者以外の手や影
自分の手や影を入れた写真を投稿することもあります。
そこに、どう見ても本人ではない手が写り込んでいたら……匂わせSNSかも。
デートをして楽しかったとか、そういうことを言わず、むしろ一人で過ごしていたかのようなキャプションを書いておきながら、画像そのものには自分以外の手や影……。
それを見た人は、「なんなの?」とイライラします。
イラッとさせる匂わせSNSその3:愛を語るキャプション
匂わせSNSは写真だけではありません。キャプションで“匂わせ”をしているケースも。
特別でもなんでもない写真を投稿して、一見匂わせではないように思える投稿でも、キャプションを読んで「はあ?」となるものがあります。
たとえば、愛を語るポエムチックなキャプション。
誰かに向けたラブレターのような内容を読まされ、最後まで読み切っても誰向けのメッセージなのかさっぱりわからない。
たとえば、ハート型の箱に入ったプレゼントの画像に「#ありがとう」というハッシュタグ。
そこまで書くなら、「#恋人からのプレゼント」と書けばいいじゃん、と思っている人も多い。
そんな投稿を見た人は、「日記帳に書け!」とイラッとしているのです。
キャプションの最初の文字を縦に読んでいくとメッセージになるような仕掛けも、読み手をイラっとさせる可能性があります。
イラッとさせる匂わせSNSその4:おそろいのもの
好きな人や恋人とおそろいの物を持っている自撮りをSNSに投稿するのも、立派な匂わせです。
共通の友人から、「○○○とおそろい?」なんてコメントが来ても、ノーコメントだったりごまかしたり……。
ライバルに向けたマウントのために、こういった匂わせをするという人もいるようですが、それを見せられたほうは気分が悪い。
「性格悪そう……」と思ったり、イラッとしてしまいます。
匂わせ行為=マウント! 挑発的な投稿になっていないか気をつけよう
匂わせが嫌われるのは、挑発的だからです。
「あなたと比べて私のほうが幸せ!」という気持ちを感じると、誰でもイラッとしますよね。
誰だって、心の中に「人よりも幸せになりたい」という気持ちがあるもの。
でもそれを表に出さずにいるわけです。
そういったマウントを、匂わせという行為でしていることに、人は無意識レベルで嫌悪感を抱くのです。