男女が身体の関係を持てば、妊娠の可能性はゼロではありません。
避妊をしていたとしても、思いがけず子どもを授かることもあります。
それがもし、不倫相手との間に起こってしまったら……。
どうしたらいいのかわからない、という人もいるのではないでしょうか?
不倫の末に妊娠をしたときにすべきことを考えましょう。
これは、順序が大事です。
ステップ1:しっかり妊娠検査を受ける
生理が来なくなったから妊娠かもしれない。
妊娠検査薬で陽性反応が出たから……。
ですが、単に生理が大幅に遅れている可能性もありますし、妊娠検査薬も万全とは言えません。
妊娠したかもしれないと感じたら、病院へ行って検査を受けましょう。
妊娠しているか、していないか。
そこをはっきりさせてからでないと、その先どのように動くべきかを考えることはできません。
ステップ2:子どもを産むかどうか考える
病院での検査の結果、妊娠していることがはっきりしたら、次に考えるのは、産むか産まないかです。
妊娠した女性すべてが考えるべきことなのですが、とくに不倫の末の妊娠の場合は、ここをすっ飛ばすことなどできません。
まずは、あなたがどうしたいのかを考えてみてください。
産みたいと思えば、産む道を選ぶこと前提で、その先を考えていきます。
あなた自身遊びの恋で不倫をしていて、子どもができても産めない、産みたくないと思うのであれば、産まないという選択肢を選ぶこともできます。
ステップ3:不倫相手との今後の関係を考える
子どもを産むにしても産まないにしても、今後の不倫相手との関係を考えましょう。
産む場合は、結婚するのか、あなたがシングルマザーとして育てていき、認知をしてもらうのか、あるいは、認知もなく、関係を完全に絶ってあなたが育てていくのか……。
産まないという選択をした場合、不倫相手とこの先も交際していきたいのか、それとも別れたい、別れるべきと思うのか、考えましょう。
妊娠という大きな出来事は、二人の今後の関係を考えるタイミングでもあるのです。
ステップ4:お金のことを考える
子どもを産んで育てていく場合も、産まない選択をして手術を受ける場合も、どちらもお金が必要になります。
そのお金は、どうするのか。
あなた自身の経済力はもちろん、不倫相手にどこまで出してもらうのか、一切出してもらわないのかなど、あなたの希望を整理する必要があります。
とくに、子どもを産む選択をし場合は、出産にかかる費用だけではなく、子どもを育てていく上でかかるお金についても考えるべきです。
これは、不倫の末の妊娠だからというわけではなく、赤ちゃんを産む男女すべてが考えるべきことでしょう。
ステップ5:リスクについて学ぶ
妊娠・出産、あるいは中絶手術には、それぞれリスクが伴います。
身体に負担がかかるのは、妊娠をしている女性のほう。
ですから、ここも真剣に考えていきましょう。
不倫の末の妊娠の場合、精神的に不安定になりやすいことも考慮すべきです。
ステップ6:不倫相手に妊娠を告げる
ここでやっと、不倫相手に妊娠を告げることができます。
あなたの妊娠・出産への考えがある程度固まっている状態で報告したほうが、落ち着いて話ができるでしょう。
不誠実な相手であれば、話をすることで逃げていくでしょうし、すべてをあなたのせいにするかもしれません。
本気であなたのことを愛してくれている場合は、誠実な行動を約束してくれるでしょうし、時間をかけず動き出してくれるはずです。
冷静に話し、不倫相手の“本音”を見極めましょう。
ステップ7:両親・兄弟姉妹など家族に報告する
不倫相手との間で今後を決めたら、両親などに報告・相談するのもアリです。
たとえば、産みたいけれど金銭的に難しい、とか、不倫の末の妊娠のため認知が得られないとか、そういうことはしっかりと伝えておいたほうが、今後協力をしてもらいやすくなることも考えられます。
事情が事情なので言いにくいことかもしれませんが、様子を見て打ち明けてみるのもいいでしょう。
おなかに宿った大切な命とは、誠実に向き合いましょう。