人目をしのぶ恋――それが不倫愛。
世の中には「不倫関係を周囲に知られることなく、最終的に結ばれた」という人もいるかもしれません。
ですが、そういう人は、本当にごくわずか。
ほとんどの不倫愛経験者は、道ならぬ関係を周囲の人に見破られています。
周囲の人たちが直接疑いの言葉をかけてこないからといって、不倫関係がバレていないとは限りません。
「あの二人、不倫してる」と、陰でうわさをされている可能性だってあるのですから……
人の直感をあなどってはいけない
「火のないところに煙は立たない」という言葉がありますね。
うわさや疑いというものには、それなりの根拠があるものです。
その根拠が「人々の直感」であることもあります。
不倫関係にある二人を見て「あの二人の間には、特別な感情があるんじゃないか?」と感じる人もいるのです。
人として許されない禁断の愛を持っている二人には、そうではない人とは違う雰囲気やオーラがあるのでしょう。
それを、敏感に感じ取ることができる人もいるのです。
どんなときに不倫がバレる?
「不倫してそう」という直感が働くときには、それなりのきっかけがあります。
不倫関係が周囲にバレてしまうのはどんなときなのでしょうか?
人間も動物!“におい”でバレる
ほかの動物に比べ、人間の嗅覚はあまり鋭くはないかもしれません。
ですが、「いつもと違うにおい」を感じる能力はあります。
夫や妻がいつもと違う石鹸のにおいをまとっていたり、香水の香りをつけていたりすれば、「うん?」と疑うことになるでしょう。
そのにおいが、ある人と同じであれば、「もしかして……」とさらに疑惑の目が向けられます。
男女がふたりきり、は、やっぱり怪しい
職場不倫の場合に多いのが「ふたりきり」で過ごす時間の多さで不倫がバレるケース。
一緒にランチに出かけていったり、気づけば給湯室でおしゃべりをしていたり、会社の飲み会ではいつも隣り合って座って、一緒に帰っていく……。
こんな姿を見せられては「怪しい……」と感じずにはいられないというものです。
「ただ仲が良いだけだよ~」と笑ってごまかされても、「いやいや、仲が良いのレベルじゃないし」と思ってしまいます。
どちらかが既婚者であったり、二人ともが結婚をしていたりする男女の場合、やっぱりそれなりの距離感を持って接するのが普通。
その普通を越えた「仲の良さ」は、人の目には異様に映るのですね……。
SNSも不倫がバレるきっかけに
不倫相手とSNSでつながることもあるでしょう。
匿名性の高いTwitterなどで会話をすることもあるかもしれませんし、LINEで連絡を取り合うこともあるでしょうね。
不倫をしている人というのは、SNSから不倫がバレてしまうことをかなり気にする傾向があります。
そのために、通知をオフにしたり、スマホやアプリにロックをかけたりするわけです。
ですが、その用心深さが、逆に不自然。
とくに、身近にいる配偶者などは「なんでそんな頑丈にロックをかけているのだろう?」と不信に思います。
怪しい、と感じれば、人はその疑問を解消したいと「調査」をします。
そうして不倫が発覚するのです。
スマホ関連でもうひとつ。とにかくスマホ依存
スマホを片時も離さないというふるまいで、不倫が発覚するケースもあります。
職場不倫の場合、常に同じタイミングでスマホを見ていると目ざとく見られることで疑われることもあります。
家庭では、トイレにも風呂場にもスマホを持っていくことで、「浮気してるな」と確信されてしまうこともあるでしょう。
不倫関係というのは、どんなに普通をよそおっても不自然になってしまうもの。
バレないように関係を築いていくのはとても難しいのです。
いずれはバレる。
その覚悟が、不倫愛には必要といえるでしょう。